世界一有名な少女 [美術]
東京都美術館で開催中の、マウリッツハイス美術館展に行ってきました。
目的は、もちろん、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」です。
他にも、レンブラントとかルーベンスとか、
フェルメールと競ったというデ・ホーホとか見どころはありますが、
目玉は、何と言っても、フェルメールでしょう。
マウリッツハイス美術館展には、「真珠の耳飾りの少女」のほかに、
もう1点、フェルメールの作品が展示されていて、
それは「ディアナとニンフたち」です。
「真珠の耳飾りの少女」より10年以上前の作品で、
見慣れたフェルメールの作品と、少し趣を異にし、
フェルメールの作品ではないとする研究者もいるようですが、
でも、私にはフェルメールの作品らしく見えました。
所詮、素人の感想ですが。
「真珠の耳飾りの少女」は、1枚だけ、広い空間に展示されており、
近くで観るためには、長い列に並んで順番待ちをする必要があります。
そして、自分の順番が来ても、絵の前を多少ゆっくり通過するだけで、
立ち止まって鑑賞する時間はありません。
パンフレットとかで観るよりも、少し淡い色合いの印象でした。
マウリッツハイス美術館展は、9月17日までです。
行こうと思われている方はお早めに。
観ておく価値はあると思います。
ちなみに、ご存知かとは思いますが、
国立西洋美術館で開催中のベルリン美術館展には、
フェルメールの「真珠の首飾りの少女」が初来日しています。
こちらも9月17日までです。
フェルメール好きな方は、はしごも可能ですよ。
「真珠の耳飾りの少女」とは、20年ほど前に大阪へやってきた時に遭遇しました^^
青いターバンと、心の中を見透かしてしまうような瞳が
今でも印象に残っています。
by ゆきち (2012-08-18 15:03)
時間に余裕があればフェルメールを見たいのですが。
なかなか見ることがかないません。
by 青竹 (2012-08-18 18:23)
私も見に行ってみたいんですが なかなか時間が取れなくて・・・残念です。☆
by ゆうのすけ (2012-08-18 20:42)
「真珠の耳飾りの少女」、見たいです!!
でも日本の美術展って、ゆっくり好きなだけ鑑賞
できないのが難点ですよね~…。
昔、大好きなルソーの「眠れるジプシー女」が
来たので見に行った時、ホントに絵の前を
通過するだけだったのが悲しかったです(涙)
by おきぬ (2012-08-18 20:45)
> ゆきちさん
かつて大阪市立美術館で公開されたようですね。
凝った装飾や描き込みはない絵ですが、
とっても印象に残る絵ですね。
by まるみ (2012-08-19 10:11)
> 青竹さん
お忙しいのですね。
金曜日の夜は、20時まで開館しているので、
私は、それを利用しました。
仕事帰りに行けるので助かります。
by まるみ (2012-08-19 10:20)
> ゆうのすけさん
残念ですね。
上にも書きましたが、都合がつくようなら、
金曜日の夜という手もありますよ。
by まるみ (2012-08-19 10:21)
> おきぬさん
有名な絵になると、本当に、前を通過するだけですね。
本当にゆっくり見るためには、所蔵している美術館に、
出掛けていくしか手がないのかもしれません。
もっとも今回のマウリッツハイス美術館展には、
プレミアム鑑賞券というのがあって、
そういうのを使う手もあったのですけどね。
by まるみ (2012-08-19 10:26)